Fastlaneを利用することでiOSアプリ開発に集中する1

iPhoneが発売され、SDKが公開された頃、私は意気込んでアプリ開発に挑んでいました。
しかし、アプリ開発とは別の部分で大きな悩みがあり、挫折してしまったのです。
  
それからしばらくたち、改めてiOSアプリ開発に望もうとしたところ、Fastlaneという素晴らしいツールが存在していることに気づきました。
いまどき、iOSアプリ開発に携わる方々にとっては常識なのかもしれません。

私にとっては本当に感動したので、一応紹介しておきたいと思います。

What is Fastlane

要はプログラミング以外の部分をコマンドラインでべべベッとやってくれるツールです。
本当に素晴らしいです。

  • アプリを申請する

iOSアプリはiTunes Connectへの提出や、証明書の作成などとにかく色々と面倒ですし、英語が苦手な方にとっては叫びたくなる様に辛いことでしょう。
アイデアや技術力があってもこれではモチベーションが下がります。
Fastlaneでは証明書の取得や、アプリの申請などをコマンドで簡単に行うことができます。

  • サービスを設定する

iOSアプリで利用するサービスを管理することもできます。
例えば、PUSH通知を有効化したり、Game Centerを無効化したりといった作業です。
コマンドで完結するので、簡単すぎて本当にできているか不安になります。

しかし、できているのです。

  • スクリーンショットを作成する

スクリーンショットの作成まで行ってくれます。
アプリを開発したらユニットテストを作成することになると思います。
その要所要所にFastlaneが用意した関数を呼び出してあげることで、その瞬間のスナップショットをスクリーンショットとして保存することができるのです。
また、今時よくあるフレームをつけることもできます。
AppStoreでみるアプリはほとんどFastlaneが利用されているのではないでしょうか。

本当に今まで知らなくて、iOSアプリ開発を敬遠していた自分が損している気がします。

スクリプトを用意して再利用する

新しいプロジェクトを作成したらFastlaneの各種コマンドを実行することになりますが、私はスクリプトにまとめて管理してあります。
新しいプロジェクトには、まずそのスクリプトをコピーして、コマンドを実行して、開発がスタートとなります。

まっさらから始めるiOSアプリ開発として、ざっくり手順を紹介したいと思います。

Homebrew

まずは「Homebrew」というパッケージマネージャーをインストールします。
これはほとんどのシチュエーションでMacにとって必要なものなので、もれなくインストールします。
インストール方法は公式サイトに記載の通りです。

Homebrew

Bundler

そして、BundelrというRubyのGemに関するパッケージマネージャーをインストールします。
Macには標準のRubyが付属していますが、Rubyのバージョンを明示的に指定し、またGemに関してもバージョンを意識してインストール・管理することができるのです。
インストール用のスクリプトを用意して見ましたので、以下の方法で実施します。

mkdir -p ~/GitHub && cd ~/GitHub # GitHubからCloneしたものはこのフォルダに統一
git clone https://github.com/earleyjp/setup-bundler.git
cd setup-bundler && ./setup.sh

これで、Ruby 2.5.0 を利用してその後のコマンドを実施できる環境が整いました。

Fastlane

作成したXcodeプロジェクトの直下に「Gemfile」というファイルを用意し、以下を記述します。

source 'https://rubygems.org'
gem 'fastlane', '2.87.0'

Fastlaneはなるべく最新を使いたいところですが、安定してから利用する様にしたいと思っています。
とりあえず、しばらくはバージョンを指定しています。
上の例では、2.87.0を指定しているわけです。

そして以下のコマンドを実行します。

bundle install

これでFastlaneのインストール自体は成功しました。
次回は簡単なコマンド一覧を紹介します。

あわせて読む

コメントを残す