iTunes Store でのダウンロード販売を Apple は終了する気なのか

iTunes Store でのダウンロード販売が終了するという噂がある様ですが、Appleは否定している様です。

Apple、iTunes Storeでのダウンロード終了報道を否定

iTunes Store におけるダウンロード販売について私の考えはこうです。

ダウンロード販売は必要なのか

Apple Music の登場によって、月々定額で様々な音楽が聞き放題になっています。
もちろん、この様なサービスは他にも存在していて、Googleをはじめ、AmazonSpotifyなどがあるわけです。
しかし、この定額制での聞き放題サービスのターゲットは、音楽への関心はあるが、何を聞けばいいのかわからないといったユーザがターゲットなのではないかと感じています。

私がこれらのサービスを使って行く中で、不満がなかったのは、以前までに登場している確立された音楽についての視聴です。
要するに、70年代のマストなバンドであったり、ロックンロールの金字塔といった音源を探すのは容易なことです。

あくまで、若い世代で音楽を聴き始めたばかりのユーザは Apple Music のみで感動を得ることができると思います。
しかし、自分の好きな音楽を見つけて、新しい音を掘り進めて行く作業に快感を得てしまうと、Apple Musicでは不足してしまいます。

私はダウンロード販売による、Apple Musicの拡張は必要と感じています。
本当に音楽が好きな方々は、新しい音への快感を得た方々は投資を厭わないでしょう。
ダウンロード販売には Apple Music に存在しない音源も多数あります。
そこで、快感が満たされていきます。
ダウンロード販売での音源購入はある意味、ゲームにおけるガチャみたいなことであったりします。
イントロが良かったから購入したい、アルバムのイメージがよかったから購入したい。
様々ですが、ファーストインプレッションで購入に至るケースは多々あると思います。

そのため、失敗はあります(私も良く失敗します。
しかし、さらにその先にまた新しいがあるのではないかという期待は本当にガチャの様なもので、中毒性に近いものがあります。

Apple Music はゲームそのものであり、ダウンロード販売は課金要素であるといった関係が成り立っているのではないかと思います。
もちろん、無課金ユーザが多数であると思いますが、少数である課金ユーザによって、支えられていたりするものです。

Apple Music でのサービス

Apple Musicはどんどんソーシャル化している様で、ユーザがリミックスの様なものを作成できたり、アーティストをフォローしたりすることができます。
ただし、これらは古いものを新しく見せようとしているだけであり、やはり Apple Music における音源の不足によって違和感を感じます。

定額制サービスでの音源の不足は音楽を知れば知るほど不満に感じていきます。

例えば、Apple Musicにはなくて、iTunes Storeにはある、しかしツタヤにもある。なんてことはあります。
その場合、ツタヤでレンタルした方がコスパは優れているわけで、もちろんその様にして、ライブラリに取り込むでしょう。

本当に新しい音源については iTunes Store の方が早い場合もあります。
私は物理的なコレクションに魅力を感じないタイプなので、CDやレコードを手元に置いておくことにあまり感動しません。

そんな時に、以前の話ですが、「Daft Punk」の「Random Access Memories」がiTunes Storeで発売していた為、すぐに購入しました。
もちろん、ツタヤにはまだレンタルされていなくて、さらにダウンロード特典みたいなものもあった記憶です。

どこよりも早くはこの時代、困難かもしれませんが、どこにもない何かが盛り込まれた音源を展開して行くことは以前から音楽と密接な関係にあったAppleでは得意なことではないかと考えています。

iTunes Store

企業におけるレガシーなサービスは、英断によって排除されて行く運命なのかもしれません。
しかし、iTunes Store におけるダウンロード販売は音楽を愛する方々にとって、必要な存在だと感じています。
ただし、この考え自体もレガシーなものなのかもしれません。

オンラインで音源を購入する手段が主流になった時期もありましたが、いまではどの様にして最新の音源を手に入れるべきなのでしょうか。
もちろん、を使ってディスクユニオンを周る人も多数おられるでしょう。

しかし、オンラインの手軽さは時として必要です。
なかなか見つからない音を探す旅も、オンラインで舗装された様に見えかけましたが、実は交通量の少ない田舎道だったのかもしれません。

こうやって、いろいろなものが現れては消えて行くことも、ある意味で障壁であり、楽しみであるのもやっかいなものですけど。

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